2011年08月

2011年08月26日

学童の引っ越し

先週の土日より、リリカの通う学童が引っ越しをしました

子どもたちには新しくなって、広くなって大好評



なぜなら…

今まで借りていたのは築50年はゆうに過ぎたと思われる年代物の古民家。

地震の度にドキドキしていました。




今回ご縁をいただいた家は、相続の関係でもう使われなくなったのですが、

大家さんにとっては思い出の家でもあるらしく、

売ることはなく、かといって住むわけでもないため、

固定資産税がかからない優遇措置を利用して学童に貸していただくことになったのです。



ありがたいですねー




学童というのは、留守宅家庭の保育の場としてかれこれ30年前から始まっています。


簡単にいえば、小学生版の保育園。


でも大きく違うのは名古屋市の場合、父母が経営の主体であるということです。

市が運営しているものだとよく誤解されます


補助金はもらうものの、保育料は結構高い…




とはいえ、子どもたちにとっては「育ち」にとてもいい環境だと思います。


まず違う学校の子たちが集まっています。

リリカの通う学童では3つの小学校です。



そして1年生から6年生までまんべんなく子どもたちがいて。

ま、さすがに高学年は習い事や部活で毎日いませんが、タテの社会がしっかり出来上がっていること。


兄弟が少ない家庭ではお兄ちゃん、お姉ちゃんや弟、妹ができたようなもの。


ユウマも学童にお迎えについて行った日には、「かわいい〜」となでくりまわされています



パパは会長職をいただいているので、ご近所さまや自治会の組長さまへご挨拶にうかがいました。


地域の皆様の協力と温かいまなざしが、子どもたちを育てます。



どうぞ、よろしくお願いします









teruyan1228 at 17:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 社会環境 

2011年08月12日

夏休みの課題図書

夏休みも折り返し点を過ぎました


毎日在宅している子どもたちとがんばっているママ、パパたちも多いことでしょう。

ウチは共働きなので、リリカは学童、ユウマは保育園に毎日元気に通っています。




リリカは本を読むのが大好き。

今日も千種図書館で本を4冊借りてきました。最近は歴史上の人物の伝記を読むのにはまっています。

あれだけ絵本を読んであげたリリカも、図書館で借りてくる本は字がいっぱい。


もう3年生だからねぇ

(成長したなー)




さて晩ご飯を食べたら読書タイムです。


図書館から借りてきた本を一生懸命読んでいます


パパも本棚に手を伸ばし…一緒に読むことにしました。

生きているだけで100点満点

日野原重明先生が100歳を迎える記念に子どもたちに読んでもらえるように、と書き下ろした本です。

先日本屋さんで小学生が夏休みに読みたい本、というコーナーで思わず買ってしまったのがこの一冊。

もうすでにリリカは読んでしまっています。




20歳で結核になったこと、

医師になって初めて患者さんの死に直面したこと、

太平洋戦争が終わった後、貧しい中に人の絆を感じたこと、

よど号のハイジャックに遭遇したこと、



それらを題材にして

父母からもらった愛情をいっぱいに、「生きる」ことを教えてくれます。



とても感動する話が続きます。




そして最後の章が「10歳の君たちへ。いのちの授業」。


日野原先生は10歳の子どもたちにいのちの授業をするのがライフワークになっています。

そして子どもたちにこう問いかけるそうです。



「いのちって何だろう?」



すると子どもたちはこう答えるそうです。

「心臓」「あたま!」「体全部」


「いいえ違います」





リリカに聞いてみました。

「いのちって何か知ってる?」



一生懸命読んでいた源義経の伝記から顔を上げ

「時間でしょ(あっさり)




「せいか〜い
(しっかり読んでるな、感心感心)




いのちとは、一人一人が持っている時間です。

それぞれに与えられた時間が“いのち”なのです。



つまりそれは寿命ともいいかえることができます。




日野原先生はすかさず質問をします。


「みんなのいのち、どう使っていますか?」



続けてこう提案するのです。

「君のいのち、自分のためばかりではなく、人のために使ってみよう」



そして宿題を出します。

「大切な人分の時間を、自分のことばかりに使っていないか考えてください。

もっと自分以外の人のために時間を使うことができないか、考えてみてください」



最後に日野原先生からお願いがきます。


「20歳になった時、もう一度同じ質問を自分に投げかけてほしいのです。

お父さんやお母さんと同じ大人の仲間入りしたそのときに

自分は日々どうやって大切な時間を使っているかを」




そして結びは…



おおっと、ここは内緒


ぜひ親子で本を買って読んでほしいと思います。




人生における傍らに置いておきたい一冊です





teruyan1228 at 15:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 子育ち 
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