2013年02月

2013年02月14日

名古屋市子育て支援企業表彰式

去る12日に名古屋市公館にて24年度の名古屋市子育て支援企業の表彰式がありました。



パパはそこで特別講演という大役をいただいていて、参加してきました。


名古屋市子育て支援企業制度とは、

子育てにやさしい活動を行っている企業を名古屋市が認定して、

官民が手を取り合って、社会全体で子育てしやすいまちづくりを進めるものです。



24年度は40社が認定され、表彰の会社が8社もありました。

各社いろいろな取り組みを考えていて、どれも素晴らしいと思います。



最近のパパはイクメンが増えたと言っても、家庭では大黒柱

会社に勤めて仕事をして、家計のお金を一生懸命稼いでいるのです。



だから、子育てにやさしい、そんな働場が増えるのは取ってもありがたいことですね




パパの講演は、河村市長直々に表彰式を手渡す第一部に続いての50分です。

会場の興奮冷めやらぬなか始まりました。


40社といっても、各社からは複数名いらっしゃったりして、
また取材などを含め200名近くの方が聴衆として残っています。


うわ〜緊張する



演壇に立ち、


パパが育児に積極的になったわけや、

育児で得たもの、

介護は誰がするのか、

そして子どもたちの未来にかける思いなどを


気持ちを込めて話をさせていただきました。



聴衆の皆様はお見受けするところ、

私より先輩で、すでに子育ては一件落着した方が多かったのですが、

正に子育て世代まっ最中の30〜40代の男性や、少数でしたが(ちょっと残念)女性もいらして、

大きくうなずいて聞いて下さっていました。



ホント、有難い、いえ在り難いことです。



無事50分の講演を終えると、

「少し前の自分の子育てを思い出し、胸が熱くなりました」

「旦那に聞かせたいこといっぱいありましたので持ち帰ります」

「最初から目がウルッときてしまいました」

「父親視点で子育ての話を聞いたのは初めてでした」

「子育てという視点だけではなく、生きるとか人生とか広く考えることができました」


そんなうれしい感想をいっぱいいただきました。




子どもの未来を作ることこそが、『教育』の核心だと思います。

当事者の親だけでなく、パパたちが働く会社がそのことに気付いてくれることはパパの願いです。









teruyan1228 at 17:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 社会環境 

2013年02月11日

あったかい手

最近は日差しが春めいてきたとはいえ、まだ寒い日が続いていますね


ユウマの保育園の送り迎えはパパがやることが多いのですが、

その日の帰り道も暗くなり、冷たい風が吹いていました。


保育園の帰り道、手袋を忘れていたユウマは、

自電車の後ろから、パパの背中に手をつっこんできてあっためていました。




「お父さんてあったかいね。コタツだね」

「そうかー、あったかいかぁ。そりゃ良かったなー

(パパはその分冷たいんだけどな)




「ねぇお父さん、なんでお父さんの手はあったかいと思う?」

「うん?手があったかい?お風呂であったまるからじゃないかな」

(適当に相づちを返します)




「ううん、体はおふろであったまるけど、手は違うんだよ

「へぇ〜そうなの?」

(なんだ、なんだ



「お父さんの手があったかいのは、きっとお父さんのお父さんと手をつないでいたからなんだよね」

「死んだカズヒロおじいちゃんと、か?」

「うん、おじいちゃんと手をつないでいたからあったかくなったんだよ」




おじいちゃんが死んだときのことは、ユウマはママのおなかにいたからおじいちゃんのことは直接は知りません。

きっとパパやママやリリカとの話でそう感じているのでしょう。

パパはそう感じてくれるユウマのことをとても愛おしくなりました。




「じゃあ、ユウマもお父さんと手をつないであったかくなるか



「うん、ボクが大きなくなったらお父さんと手をつないであっためてあげるからね



じ〜んと胸が熱くなり、目に汗がにじんできて、言葉に詰まりました。

小さい子どもなりにいろいろ感じたり思いやったりしてくれているのです。



「おお、ありがとな〜。

でもな、手をつなぐのはお父さんじゃなくっていいから。

ユウマはユウマの子どもと手をつないであげて、あっためてやる番だからな。

わかったか?」



「うん、わかった



保育園からの帰り道がとっても嬉しい幸せな時間となりました。


おじいちゃんからもらったもの。

パパから伝えたいもの。

それは家族のあったかさ。




息子に伝えたい大事なバトンがひとつ渡せた最幸のひとときでした。






teruyan1228 at 16:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 子育ち 
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