2007年12月14日

褒める勇気

電車の中って、マナーのこと一番気になる場所ですよね。


ケイタイ、ヘッドフォン、お化粧に、荷物、座り方、などなど。




言葉には出さないけど、


「えっ!?」


て思うことありませんか?




時に注意をしている場面に出くわすことあります。


新聞やニュースでは、それが元で傷害事件になったりすることも見聞きします。







先日パパは地下鉄でこんな場面に出くわしました。




車内はそんなに混んでいるわけではありませんが、椅子はほぼ埋まっている状況で


パパは入り口に近い手すりのところに立っていました。




そこへ、老夫婦が乗車してきて、


奥さんはひとつだけ空いている席に座り、ご主人はその後を付いていくように歩きました。


そこで、ドアが閉まって発車。




ご主人はよろめいて、


よろ、よろ、よろ…


ドスン






パパにぶつかって何とか転ばずにすみました。




「大丈夫ですか?」




声をかけると同時くらいでしょうか、


奥さんの隣に座っていた、中学生か高校生くらいの男の子が、すくっと立ち上がり




「どうぞ。」





ご主人は恐縮しながら、パパに挨拶をし、その男の子にお礼を言って腰掛けました。




えらいな〜〜〜



パパは心の中で思いました。とてもいい気分になりました。





でもそのあと、ふと思ったのです。





電車の中とかで、注意する人はいるけれど、褒める人って見たことがないなぁ。



小さな子どもを持つパパにとって、こういう風に他人に優しく育って欲しいと思っているのだけれど、



もしこの場面で男の子に




「きみ、偉いな〜」




と褒め言葉をかけてあげられたら…





きっと、男の子は自分のしたことに、

誇りを持って、うれしくなって、

そして、またいいことをしてくれるに違いありません。




パパも自分の子どもだけではなくって、


こんなときに褒め言葉を掛けれたら、


なんてすばらしいんじゃないだろうか




そう思いました。





注意するより褒める。




車内の皆さんも、きっと見ていて、


きっと気分が良くなると思います。





社会が人を育てる、ってこんな小さな場面での声賭けでもできるなのかなって、そう思いました。





パパもこれから勇気を出して言ってみます。





「グッジョブ








teruyan1228 at 00:36│Comments(3)TrackBack(0) 社会環境 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by れーこ   2007年12月15日 14:04
アニキのブログ、ほんわか心があたたまります♪
グッジョブ、ですね!
2. Posted by yokoyoko   2007年12月25日 18:41
そうそう!
褒めるってとっても大事ですよね。
あと、「ありがとう」も。
「ありがとう」って言った方が良い場面がたくさんあるのについ、「すみません」って言っちゃうのが日本人。
『サンキュー、グッジョブ!』って言おう!!

明日、よろしくです〜。
3. Posted by アニキ   2007年12月26日 04:49
れーこさん、コメントありがとうございます。
グッジョブ!
自分の子どもだけでなく、他人にも言えるすばらしい親になりましょう。
これも小さな社会貢献かな!?

yokoyokosさん、コメントありがとうございます。
ありがとう、っていい言葉ですよね。「ありがとう」は「有り難う」なんですよね。有り難いこと。なかなか無いことだから、感謝する。
自分がちっぽけな存在であることに気づけば、おのずと周りの出来事が有り難いことになります。
今の自分が、在ることに感謝!!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Recent Comments