2009年06月04日

ことばの力

リリカはいまピカピカの1年生で、頑張って勉強をしているのですが、なかでも国語が大好きなのです。

いつもいつも新しく覚えてきた字をお披露目してくれます。




最近はカタカナを勉強している様子。


「「シ」と「ツ」はむずかしんだよ〜

とか

「ン」と「ソ」はわかんなくなるんだ〜


とか言いながら宿題をやっていたりしています。





昨晩、いつものように家族4人で晩ごはんを食べていました。

すると、ママが急に思い出したように手帳を持ってきました。



その中にスクラップがあり、

3年前に亡くなったおじいちゃんが書いたメモが貼ってありました。





リリカサンへ


オジイチャンより


ありがとう





パパのパパであるおじいちゃんはのどのガンで、21時間の大手術を行いました。


本当は大変な病気だったので、のどの声帯も取った方がいいと病院の先生にも言われました。


でもおじいちゃんは、「リリカと話ができなくなるのはいやだ」と言って、

声帯を残すことを選びました。


このメモは手術後まもなく、リリカがお見舞いに行ったとき書いていたメモだそうです。

このときは、まだ、のどからいっぱい管が出ていて、おじいちゃんはしゃべれません。


あわててメモを取り、書いて見せてくれたそうです。





でもまだリリカは2歳ちょっと。


字は読めません。




ママは、リリカが大きくなって字が読めるようになったら、見せてあげるんだと思って、そのときおじいちゃんからもらってきたそうです。


パパは全然知りませんでした。




今のリリカには、しっかり読めます。



「おじいちゃんのこと覚えてる

と聞くと


「うん、覚えてるよだっておもしろいんだもん



そういえば、おじいちゃんも髪がなかったので、ちび丸子ちゃんと友蔵おじいちゃんにそっくりだってみんなで笑ってたっけ。




「この手紙見て、どう思う?」


って聞いたら


「ええ〜、わかんな〜い」


とニコニコはにかみながらリリカは答えました。





パパはこんな日が来ると信じてメモを取っておいてくれたママと、こうして健やかに育ったリリカを見て、胸がいっぱいになりました。




「ありがとう」


こんなに、短いことばですが

こんなに、感動するんですね。








teruyan1228 at 15:50│Comments(0)TrackBack(0)子育ち 

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