2012年12月13日

命のはかなさ、大切さ

最近は冷え込みますね



今朝も0度近くまで気温が下がっていました。


朝、ごみ出しの日なのでまとめようとベランダに出ると、一羽の小鳥が死んでいるのを見つけました。

近づいてみるとメジロです。





「小鳥が死んでるよ」


するとユウマが「どこどこ〜」と興味シンシンでベランダまで出てきました。





じーっと死んだ小鳥を見つめるユウマ。

その顔は真剣です。




「きっとどこかで飼われていたんだけど、なんかの拍子で逃げてきて、ウチの洗濯竿にとまっていたのかなぁ」


外傷が無く、カラダはまだ柔らかく、肢はぐっと何かをつかんでいるようでした。

洗濯竿の下で見つけたので、ひょっとしてつかまっていて凍死したのかもしれません。





「かわいそうだね…」

パパがつぶやくと、



「うん、かわいそうだね…」

とユウマ。




「でも命があるものはいつか死んじゃうんだよね」


「…」




しばらく眺めて片づけようとすると、



「お父さん、庭に埋めてお墓作って上げようよ

そうユウマが提案しました。




「うん、そうしてあげようか」




そんな風に言うとは思わなかったので、パパの方がびっくりしました。




保育園に行く前のわずかな時間を急ぎでしたが、

庭に穴を掘り土を一緒にかけ埋めてあげました。




「お父さん、この石をお墓の代わりにしよう」

ユウマはそう言って掌より少し大きな白い石を探してきました。




そして手を合わせて二人で


「ナンマンダブ、ナンマンダブ…」






それからいつものように保育園に自転車で登園しました。





人はこうして優しくなれる。

命の大事さに触れていく。



小さい命に寄り添って、お墓を作って上げようと言った息子のやさしさにとても成長を感じた、素晴らしい朝でした。

















teruyan1228 at 12:55│Comments(0)TrackBack(0) 子育ち 

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