子育ち
2013年04月03日
卒園式から一週間
ユウマの卒園式から一週間が過ぎました。
卒園式のときには咲き始めだったサクラもすでに満開から散り始めています。
ユウマは2月生まれで早生まれ。
体もちっちゃく、前から数えて3番目で年中までは一番小さい子でした。
そのせいかみんなができても自分にはできないこともあって、時に落ち込んでいた時もありました
でも最後の卒園式では
「こわい〜〜〜〜」
と大緊張しながら証書を受け取り、
席に戻るときは意気揚々、どや顔に思わずパパはうれしくて目から汗が出そうになりました。
無事に育ってくれて、本当にありがとう。
この前のドラマ「とんび」の最終回でも大いに共感したのですが
子どもは育てるのではなくて、自分で育っていくものなんですね
パパいつもあったかく見守るだけ。
それでも子どもたちは次の日常に進んでいきます。
いまはお姉ちゃんのリリカと一緒に毎朝学童に出かけています。
時間になればチーママのお姉ちゃんが世話を焼きながら、手をつないで歩いて15分の学童へ二人で通っています。
後姿を見送りながら、ほっとするやら、さみしいやら。
昨晩ユウマの通った保育園の前をなにげに通りました。
お姉ちゃんも通ったので都合9年間。
長かったようで、短い9年間。
もう子どもたちの手をひいてここの門をくぐることが無いかと思うと
なんだか胸が熱くなりました。
パパには、いっぱいの思い出がこの保育園に詰まっています。
ありがとう、光明幼児園。
卒園式のときには咲き始めだったサクラもすでに満開から散り始めています。
ユウマは2月生まれで早生まれ。
体もちっちゃく、前から数えて3番目で年中までは一番小さい子でした。
そのせいかみんなができても自分にはできないこともあって、時に落ち込んでいた時もありました
でも最後の卒園式では
「こわい〜〜〜〜」
と大緊張しながら証書を受け取り、
席に戻るときは意気揚々、どや顔に思わずパパはうれしくて目から汗が出そうになりました。
無事に育ってくれて、本当にありがとう。
この前のドラマ「とんび」の最終回でも大いに共感したのですが
子どもは育てるのではなくて、自分で育っていくものなんですね
パパいつもあったかく見守るだけ。
それでも子どもたちは次の日常に進んでいきます。
いまはお姉ちゃんのリリカと一緒に毎朝学童に出かけています。
時間になればチーママのお姉ちゃんが世話を焼きながら、手をつないで歩いて15分の学童へ二人で通っています。
後姿を見送りながら、ほっとするやら、さみしいやら。
昨晩ユウマの通った保育園の前をなにげに通りました。
お姉ちゃんも通ったので都合9年間。
長かったようで、短い9年間。
もう子どもたちの手をひいてここの門をくぐることが無いかと思うと
なんだか胸が熱くなりました。
パパには、いっぱいの思い出がこの保育園に詰まっています。
ありがとう、光明幼児園。
2013年02月11日
あったかい手
最近は日差しが春めいてきたとはいえ、まだ寒い日が続いていますね
ユウマの保育園の送り迎えはパパがやることが多いのですが、
その日の帰り道も暗くなり、冷たい風が吹いていました。
保育園の帰り道、手袋を忘れていたユウマは、
自電車の後ろから、パパの背中に手をつっこんできてあっためていました。
「お父さんてあったかいね。コタツだね」
「そうかー、あったかいかぁ。そりゃ良かったなー」
(パパはその分冷たいんだけどな)
「ねぇお父さん、なんでお父さんの手はあったかいと思う?」
「うん?手があったかい?お風呂であったまるからじゃないかな」
(適当に相づちを返します)
「ううん、体はおふろであったまるけど、手は違うんだよ」
「へぇ〜そうなの?」
(なんだ、なんだ)
「お父さんの手があったかいのは、きっとお父さんのお父さんと手をつないでいたからなんだよね」
「死んだカズヒロおじいちゃんと、か?」
「うん、おじいちゃんと手をつないでいたからあったかくなったんだよ」
おじいちゃんが死んだときのことは、ユウマはママのおなかにいたからおじいちゃんのことは直接は知りません。
きっとパパやママやリリカとの話でそう感じているのでしょう。
パパはそう感じてくれるユウマのことをとても愛おしくなりました。
「じゃあ、ユウマもお父さんと手をつないであったかくなるか」
「うん、ボクが大きなくなったらお父さんと手をつないであっためてあげるからね」
じ〜んと胸が熱くなり、目に汗がにじんできて、言葉に詰まりました。
小さい子どもなりにいろいろ感じたり思いやったりしてくれているのです。
「おお、ありがとな〜。
でもな、手をつなぐのはお父さんじゃなくっていいから。
ユウマはユウマの子どもと手をつないであげて、あっためてやる番だからな。
わかったか?」
「うん、わかった」
保育園からの帰り道がとっても嬉しい幸せな時間となりました。
おじいちゃんからもらったもの。
パパから伝えたいもの。
それは家族のあったかさ。
息子に伝えたい大事なバトンがひとつ渡せた最幸のひとときでした。
ユウマの保育園の送り迎えはパパがやることが多いのですが、
その日の帰り道も暗くなり、冷たい風が吹いていました。
保育園の帰り道、手袋を忘れていたユウマは、
自電車の後ろから、パパの背中に手をつっこんできてあっためていました。
「お父さんてあったかいね。コタツだね」
「そうかー、あったかいかぁ。そりゃ良かったなー」
(パパはその分冷たいんだけどな)
「ねぇお父さん、なんでお父さんの手はあったかいと思う?」
「うん?手があったかい?お風呂であったまるからじゃないかな」
(適当に相づちを返します)
「ううん、体はおふろであったまるけど、手は違うんだよ」
「へぇ〜そうなの?」
(なんだ、なんだ)
「お父さんの手があったかいのは、きっとお父さんのお父さんと手をつないでいたからなんだよね」
「死んだカズヒロおじいちゃんと、か?」
「うん、おじいちゃんと手をつないでいたからあったかくなったんだよ」
おじいちゃんが死んだときのことは、ユウマはママのおなかにいたからおじいちゃんのことは直接は知りません。
きっとパパやママやリリカとの話でそう感じているのでしょう。
パパはそう感じてくれるユウマのことをとても愛おしくなりました。
「じゃあ、ユウマもお父さんと手をつないであったかくなるか」
「うん、ボクが大きなくなったらお父さんと手をつないであっためてあげるからね」
じ〜んと胸が熱くなり、目に汗がにじんできて、言葉に詰まりました。
小さい子どもなりにいろいろ感じたり思いやったりしてくれているのです。
「おお、ありがとな〜。
でもな、手をつなぐのはお父さんじゃなくっていいから。
ユウマはユウマの子どもと手をつないであげて、あっためてやる番だからな。
わかったか?」
「うん、わかった」
保育園からの帰り道がとっても嬉しい幸せな時間となりました。
おじいちゃんからもらったもの。
パパから伝えたいもの。
それは家族のあったかさ。
息子に伝えたい大事なバトンがひとつ渡せた最幸のひとときでした。
2013年01月16日
川の字
明けましておめでとうございます。
さて今年、いよいよユウマは小学校へあがります。
このブログを始めたのがユウマが生まれとき。もう6年になるのですね。
いや〜ふり返ると感慨深い
いろいろありました。
ここ最近子どもたちに変化が表れています。
わが家ではずーっと家族全員で川の字で寝ていたのですが、
子どもたちだけで布団を別に敷いて、寝る日が一気に増加
きっかけはクリスマス前にさかのぼります。
寒い日が続き、ベッドにはいるのもお布団が冷たい。
わが家の子どもたちは軟弱で
寒がりです(誰に似たんだろう〜、ね、ママ)
「パパー、お布団が寒いよ〜」
しゃーないなー。
赤ちゃんの時のように、子どもが寝る時間に一緒に添い寝するのは難しいです。
あ、こうしよう
子ども部屋にお布団を敷き、布団乾燥機をかけてあげることにしたのです。
すると子どもたちは大満足。
「あったかいよ、パパ」
「ありがとう〜」
すかさず布団にもぐりこみます。
予めあったかくしたお布団はとても気持ちがいい。
すぐ眠りの淵へ落ちていきました。
子どもたちがいないベッドはすごく広い。
昨日まで一緒に寝ていた子どもたちが、きょうだいそろって別の布団でくっついて寝る姿をみると
かわいくもあり
ああ、成長しているなぁ〜とうれしくなります
そう思いながらベッドで眠りにつこうとすると、となりでママが
「湯たんぽが無いので寒い〜〜〜」
ママ、気持ちはわかるけど子どもじゃないんだから
さて今年、いよいよユウマは小学校へあがります。
このブログを始めたのがユウマが生まれとき。もう6年になるのですね。
いや〜ふり返ると感慨深い
いろいろありました。
ここ最近子どもたちに変化が表れています。
わが家ではずーっと家族全員で川の字で寝ていたのですが、
子どもたちだけで布団を別に敷いて、寝る日が一気に増加
きっかけはクリスマス前にさかのぼります。
寒い日が続き、ベッドにはいるのもお布団が冷たい。
わが家の子どもたちは軟弱で
寒がりです(誰に似たんだろう〜、ね、ママ)
「パパー、お布団が寒いよ〜」
しゃーないなー。
赤ちゃんの時のように、子どもが寝る時間に一緒に添い寝するのは難しいです。
あ、こうしよう
子ども部屋にお布団を敷き、布団乾燥機をかけてあげることにしたのです。
すると子どもたちは大満足。
「あったかいよ、パパ」
「ありがとう〜」
すかさず布団にもぐりこみます。
予めあったかくしたお布団はとても気持ちがいい。
すぐ眠りの淵へ落ちていきました。
子どもたちがいないベッドはすごく広い。
昨日まで一緒に寝ていた子どもたちが、きょうだいそろって別の布団でくっついて寝る姿をみると
かわいくもあり
ああ、成長しているなぁ〜とうれしくなります
そう思いながらベッドで眠りにつこうとすると、となりでママが
「湯たんぽが無いので寒い〜〜〜」
ママ、気持ちはわかるけど子どもじゃないんだから
2012年12月13日
命のはかなさ、大切さ
最近は冷え込みますね
今朝も0度近くまで気温が下がっていました。
朝、ごみ出しの日なのでまとめようとベランダに出ると、一羽の小鳥が死んでいるのを見つけました。
近づいてみるとメジロです。
「小鳥が死んでるよ」
するとユウマが「どこどこ〜」と興味シンシンでベランダまで出てきました。
じーっと死んだ小鳥を見つめるユウマ。
その顔は真剣です。
「きっとどこかで飼われていたんだけど、なんかの拍子で逃げてきて、ウチの洗濯竿にとまっていたのかなぁ」
外傷が無く、カラダはまだ柔らかく、肢はぐっと何かをつかんでいるようでした。
洗濯竿の下で見つけたので、ひょっとしてつかまっていて凍死したのかもしれません。
「かわいそうだね…」
パパがつぶやくと、
「うん、かわいそうだね…」
とユウマ。
「でも命があるものはいつか死んじゃうんだよね」
「…」
しばらく眺めて片づけようとすると、
「お父さん、庭に埋めてお墓作って上げようよ
そうユウマが提案しました。
「うん、そうしてあげようか」
そんな風に言うとは思わなかったので、パパの方がびっくりしました。
保育園に行く前のわずかな時間を急ぎでしたが、
庭に穴を掘り土を一緒にかけ埋めてあげました。
「お父さん、この石をお墓の代わりにしよう」
ユウマはそう言って掌より少し大きな白い石を探してきました。
そして手を合わせて二人で
「ナンマンダブ、ナンマンダブ…」
それからいつものように保育園に自転車で登園しました。
人はこうして優しくなれる。
命の大事さに触れていく。
小さい命に寄り添って、お墓を作って上げようと言った息子のやさしさにとても成長を感じた、素晴らしい朝でした。
今朝も0度近くまで気温が下がっていました。
朝、ごみ出しの日なのでまとめようとベランダに出ると、一羽の小鳥が死んでいるのを見つけました。
近づいてみるとメジロです。
「小鳥が死んでるよ」
するとユウマが「どこどこ〜」と興味シンシンでベランダまで出てきました。
じーっと死んだ小鳥を見つめるユウマ。
その顔は真剣です。
「きっとどこかで飼われていたんだけど、なんかの拍子で逃げてきて、ウチの洗濯竿にとまっていたのかなぁ」
外傷が無く、カラダはまだ柔らかく、肢はぐっと何かをつかんでいるようでした。
洗濯竿の下で見つけたので、ひょっとしてつかまっていて凍死したのかもしれません。
「かわいそうだね…」
パパがつぶやくと、
「うん、かわいそうだね…」
とユウマ。
「でも命があるものはいつか死んじゃうんだよね」
「…」
しばらく眺めて片づけようとすると、
「お父さん、庭に埋めてお墓作って上げようよ
そうユウマが提案しました。
「うん、そうしてあげようか」
そんな風に言うとは思わなかったので、パパの方がびっくりしました。
保育園に行く前のわずかな時間を急ぎでしたが、
庭に穴を掘り土を一緒にかけ埋めてあげました。
「お父さん、この石をお墓の代わりにしよう」
ユウマはそう言って掌より少し大きな白い石を探してきました。
そして手を合わせて二人で
「ナンマンダブ、ナンマンダブ…」
それからいつものように保育園に自転車で登園しました。
人はこうして優しくなれる。
命の大事さに触れていく。
小さい命に寄り添って、お墓を作って上げようと言った息子のやさしさにとても成長を感じた、素晴らしい朝でした。
2012年12月05日
なんてったってランドセル
先日のお休みに友人である松本カバンさまにお邪魔しました。
実は事前にカタログだけ頂き、デパートでチェックし、ユウマの好みを伝えておいたのです。
ユウマのリクエストは、ネイビーというよりスカイブルーに近い青色に赤のステッチが入った三越の限定品。
何度聞いても、「それがいい」とこだわる息子。
誰に似たのかなぁ〜
とはいうものの、欲しいものが在庫にあるとは限りません。
松本さん曰く、デパートの限定品は難しいかもと言われています。
若宮通りのコインパーキングに車を駐車し、銀杏(いちょう)の葉っぱでいっぱいの道を家族4人で松本カバンさんに向かって楽しく歩いていきます。
「パパ、あの青に赤の糸があるランドセルあるかな〜」
とウキウキのユウマ。
「どうかな〜、まだ残っているといいね」
とお茶を濁しながら答えます。
お店に着くと、セール中ということで結構な人だかりです。
松本さんが待ち構えたようにお出迎えしてくれました。
「いちおうリクエストに近いものは用意しましたが、例の限定品はご用意できませんでした」
とおっしゃりつつ、見せてもらったのは最高級に近い高級品
ユウマはそれを見るや否や、リクエストと違っていたのに関わらず
「うわ〜いい色だねぇ」
とすかさず背負って鏡に自分を映し、なんだかご満悦の様子。
誰に似たのかなぁ〜
「じゃ、これにするか?」と聞くと
「うん、これにする」
すんなり決まりました。
(ほっ)
ランドセルのお金は、おばあちゃんからすでに頂いていました。
有難いことです。
早速購入後、背負っている写真とともにお礼のメールをしました。
孫のランドセル姿を見たくて見たくて、
でもその願いが叶わず、天国に行ってしまったおじいちゃんに
いい報告が出来た、と喜んでくれました。
このランドセルには、そんなおじいちゃんやおばあちゃんの思いが込められています。
来春には晴れ姿を墓前に報告できることを思うと、とても幸せな気がします。
何より、生まれてきてあんな小さかった子がこうしてランドセルを背負えるまで成長したことに、感動と感激を覚えます。
神様に感謝です
子どもの成長って、素晴らしい
実は事前にカタログだけ頂き、デパートでチェックし、ユウマの好みを伝えておいたのです。
ユウマのリクエストは、ネイビーというよりスカイブルーに近い青色に赤のステッチが入った三越の限定品。
何度聞いても、「それがいい」とこだわる息子。
誰に似たのかなぁ〜
とはいうものの、欲しいものが在庫にあるとは限りません。
松本さん曰く、デパートの限定品は難しいかもと言われています。
若宮通りのコインパーキングに車を駐車し、銀杏(いちょう)の葉っぱでいっぱいの道を家族4人で松本カバンさんに向かって楽しく歩いていきます。
「パパ、あの青に赤の糸があるランドセルあるかな〜」
とウキウキのユウマ。
「どうかな〜、まだ残っているといいね」
とお茶を濁しながら答えます。
お店に着くと、セール中ということで結構な人だかりです。
松本さんが待ち構えたようにお出迎えしてくれました。
「いちおうリクエストに近いものは用意しましたが、例の限定品はご用意できませんでした」
とおっしゃりつつ、見せてもらったのは最高級に近い高級品
ユウマはそれを見るや否や、リクエストと違っていたのに関わらず
「うわ〜いい色だねぇ」
とすかさず背負って鏡に自分を映し、なんだかご満悦の様子。
誰に似たのかなぁ〜
「じゃ、これにするか?」と聞くと
「うん、これにする」
すんなり決まりました。
(ほっ)
ランドセルのお金は、おばあちゃんからすでに頂いていました。
有難いことです。
早速購入後、背負っている写真とともにお礼のメールをしました。
孫のランドセル姿を見たくて見たくて、
でもその願いが叶わず、天国に行ってしまったおじいちゃんに
いい報告が出来た、と喜んでくれました。
このランドセルには、そんなおじいちゃんやおばあちゃんの思いが込められています。
来春には晴れ姿を墓前に報告できることを思うと、とても幸せな気がします。
何より、生まれてきてあんな小さかった子がこうしてランドセルを背負えるまで成長したことに、感動と感激を覚えます。
神様に感謝です
子どもの成長って、素晴らしい
2012年08月16日
静かなる躾
お盆休みが明け、ユウマはまた元気に保育園に行き始めました。
保育園児にとって、お休みはパパたちと一緒
土曜日も働いているパパたちと合わせ、週6日保育園に通っているユウマには
3連休(彼にとっては5連休)は、もうそりゃぁ非日常なわけです。
日間賀島に行ってイルカに触ってお友だちになったり、
ホテルに泊まったり、
一日中パパと海水浴したり、
お盆でおばあちゃんちに行き、花火をやったり、
濃密な夏休み
ふと、おばあちゃんの家の玄関で気付きました。
靴がそろえて脱いである。
「お、ユウマやるようになったなー」
ウチでは口うるさく言ってはいませんが、パパやママはいつもそろえて脱ぐことにしています。
もちろん家族の靴や、出先でも直して脱ぎます。
以前、ティアの冨安社長に教わった「静かなる躾」の実践です。
冨安さんは、子どもの頃おばあちゃんと同居していたそうで、
「ただいま〜」と帰ってきて靴を脱ぎ(ちらかし?)、そのままランドセルを部屋に放り投げ、遊びに出かける、
そんな毎日だったそうです。
おばあちゃんは、ただいまの声が聞こえると、スッと腰を上げ靴をそろえてくれていたそう。
何も言わずに。
ある日、少年だった冨安さんは友達の家に遊びに行き、玄関の落ち着きのなさにはっと気付きました。
「靴がそろっていない」
「ウチではちゃんとそろっているのに、気持ちが悪いから直そう」
そこで自分のだけでなく、友達やその家族の分までそろえたら、
その日そのお宅からおほめの電話が自宅にあったそうです。
冨安さんは言います。
「子どもは毎日の何気ない所作に気づいている。そうやって僕は躾けられた」
素晴らしいおばあちゃんです。
そんなスマートな大人ってカッコいい。
パパもそんな大人になろうと思っています。
そうしてわが子がそんな躾けに気付き
実践していてくれたことに感激です
保育園児にとって、お休みはパパたちと一緒
土曜日も働いているパパたちと合わせ、週6日保育園に通っているユウマには
3連休(彼にとっては5連休)は、もうそりゃぁ非日常なわけです。
日間賀島に行ってイルカに触ってお友だちになったり、
ホテルに泊まったり、
一日中パパと海水浴したり、
お盆でおばあちゃんちに行き、花火をやったり、
濃密な夏休み
ふと、おばあちゃんの家の玄関で気付きました。
靴がそろえて脱いである。
「お、ユウマやるようになったなー」
ウチでは口うるさく言ってはいませんが、パパやママはいつもそろえて脱ぐことにしています。
もちろん家族の靴や、出先でも直して脱ぎます。
以前、ティアの冨安社長に教わった「静かなる躾」の実践です。
冨安さんは、子どもの頃おばあちゃんと同居していたそうで、
「ただいま〜」と帰ってきて靴を脱ぎ(ちらかし?)、そのままランドセルを部屋に放り投げ、遊びに出かける、
そんな毎日だったそうです。
おばあちゃんは、ただいまの声が聞こえると、スッと腰を上げ靴をそろえてくれていたそう。
何も言わずに。
ある日、少年だった冨安さんは友達の家に遊びに行き、玄関の落ち着きのなさにはっと気付きました。
「靴がそろっていない」
「ウチではちゃんとそろっているのに、気持ちが悪いから直そう」
そこで自分のだけでなく、友達やその家族の分までそろえたら、
その日そのお宅からおほめの電話が自宅にあったそうです。
冨安さんは言います。
「子どもは毎日の何気ない所作に気づいている。そうやって僕は躾けられた」
素晴らしいおばあちゃんです。
そんなスマートな大人ってカッコいい。
パパもそんな大人になろうと思っています。
そうしてわが子がそんな躾けに気付き
実践していてくれたことに感激です
2012年06月20日
未就学児と畑仕事
先日マツガネ台幼稚園にお邪魔して、1時間の講演をしてきました。
父の日イベントということで、雨の土曜日だというのに80人近くのパパが集まってくれました
理事長先生は、未就学児のこの時期には学ぶべき大切なことがいっぱいあり、
それを提供してあげる環境をつくるのが大人たちの使命、
との思いを持つアツい人です。
アツい想いを持つ人は、パパは好きだな〜
幼稚園はすでに設立してから35年を過ぎたというものの、
掃除はしっかり行われて、快適です。
緑区に古くからあるということで、園庭も広く
しかも広〜い畑が3つもある。
ワオ〜
理事長の思いにあるのは
『自然で学ぶ』
『親子で学ぶ』
自然の中で生かされていることを知り、親子の絆を築くことを大切にしているのです。
なんだかパパの夢である「生きる喜びを学ぶ学校」に通じるところがありますね
うれしくなっちゃいます。
最近では玉ねぎを収穫して、布を染め、それで鯉のぼりをつくったり
収穫した梅で梅ジュースを付け込んだり。
ただ収穫するだけでなく、自然や農家のことをしっかり語り伝えるのだそう。
きっと園児たちの心には刻みつけられていると思います。
父の日イベントということで、雨の土曜日だというのに80人近くのパパが集まってくれました
理事長先生は、未就学児のこの時期には学ぶべき大切なことがいっぱいあり、
それを提供してあげる環境をつくるのが大人たちの使命、
との思いを持つアツい人です。
アツい想いを持つ人は、パパは好きだな〜
幼稚園はすでに設立してから35年を過ぎたというものの、
掃除はしっかり行われて、快適です。
緑区に古くからあるということで、園庭も広く
しかも広〜い畑が3つもある。
ワオ〜
理事長の思いにあるのは
『自然で学ぶ』
『親子で学ぶ』
自然の中で生かされていることを知り、親子の絆を築くことを大切にしているのです。
なんだかパパの夢である「生きる喜びを学ぶ学校」に通じるところがありますね
うれしくなっちゃいます。
最近では玉ねぎを収穫して、布を染め、それで鯉のぼりをつくったり
収穫した梅で梅ジュースを付け込んだり。
ただ収穫するだけでなく、自然や農家のことをしっかり語り伝えるのだそう。
きっと園児たちの心には刻みつけられていると思います。
2012年06月06日
運動会でのリレー
先日リリカの通う小学校で運動会がありました。
パパの住む千種区は子どもが多く、(待機児童が全国で一番多いのは名古屋市ですが、その中でも千種区は2番目に多いのです)
特に、リリカの通う小学校は一学年に160~180人いるマンモス校
子どもたちと保護者が集まると、もう身動きとれないくらい、ごったがえします。
そんな中、子どもたちは競技や演舞を目いっぱい頑張ります。
やっぱり、いいね〜運動会。
リリカは今年4年生以上で組むリレーの選手に選ばれたそうで、
何日も前からかけっこの練習をしていました。
ユウマを迎えに行っても、
近くのスーパーに行っても、
「自転車のらないの?」
「うん、走っていく」
前日にはマンションの前で
「パパ、速く走れるか見てて
タイムも測ってよ」
完全に頭の中はリレーモードです。
さて、運動会の最後にやってきました、4〜6年による赤白組対抗のリレー。
学校のグラウンドは小さめで、トラックも小さく、カーブは6年生あたりにはちょっとキツイです。
入場する子どもたちもやや緊張気味です。
するとママが後ろから声をかけてきました。
「まだきちんとした写真撮れていないんだから、ちゃんと撮ってきてよ」
はい、わかりましたよ。はぁ〜パパの役割でしょうか・・・
と思いつつ、急いでカメラポイントへ移動。
ゴール前にあるテント(いわゆる校長先生や来賓の方がいらっしゃる)に向かいました。
実はパパは今年からPTAで会長職をいただいているので、この時ばかりは職権乱用(PTAの皆様ごめんなさい)
おかげさまで、ゴール前の特等席で、リリカの走る姿を間近に見ることができ、写真におさめることもできました。
カメラを確認すると、
真剣に前を見つめて走る姿。
凛として、すがすがしく、わが娘ながら感動です〜
もちろん他の児童のみんなもイキイキとして素晴らしい表情でした。
子どもってホントすくすく育って、あっという間に大きくなってくるのですね。
しみじみと親の喜びをかみしめることができました。
在り難いですね
パパの住む千種区は子どもが多く、(待機児童が全国で一番多いのは名古屋市ですが、その中でも千種区は2番目に多いのです)
特に、リリカの通う小学校は一学年に160~180人いるマンモス校
子どもたちと保護者が集まると、もう身動きとれないくらい、ごったがえします。
そんな中、子どもたちは競技や演舞を目いっぱい頑張ります。
やっぱり、いいね〜運動会。
リリカは今年4年生以上で組むリレーの選手に選ばれたそうで、
何日も前からかけっこの練習をしていました。
ユウマを迎えに行っても、
近くのスーパーに行っても、
「自転車のらないの?」
「うん、走っていく」
前日にはマンションの前で
「パパ、速く走れるか見てて
タイムも測ってよ」
完全に頭の中はリレーモードです。
さて、運動会の最後にやってきました、4〜6年による赤白組対抗のリレー。
学校のグラウンドは小さめで、トラックも小さく、カーブは6年生あたりにはちょっとキツイです。
入場する子どもたちもやや緊張気味です。
するとママが後ろから声をかけてきました。
「まだきちんとした写真撮れていないんだから、ちゃんと撮ってきてよ」
はい、わかりましたよ。はぁ〜パパの役割でしょうか・・・
と思いつつ、急いでカメラポイントへ移動。
ゴール前にあるテント(いわゆる校長先生や来賓の方がいらっしゃる)に向かいました。
実はパパは今年からPTAで会長職をいただいているので、この時ばかりは職権乱用(PTAの皆様ごめんなさい)
おかげさまで、ゴール前の特等席で、リリカの走る姿を間近に見ることができ、写真におさめることもできました。
カメラを確認すると、
真剣に前を見つめて走る姿。
凛として、すがすがしく、わが娘ながら感動です〜
もちろん他の児童のみんなもイキイキとして素晴らしい表情でした。
子どもってホントすくすく育って、あっという間に大きくなってくるのですね。
しみじみと親の喜びをかみしめることができました。
在り難いですね
2012年04月05日
はじめて子どもたちだけでお出かけ
すっかり春めいてきましたね。
子どもたちは、春の日差しに誘われて出掛けたくてしようがありません。
今日はユウマの通う保育園が入園式のためお休みとなりました。
アレアレ、普通にパパは仕事です。どーしたものか…
リリカはただいま長〜い春休みを満喫中。
「そうだ、やとみのおばあちゃんちに行ってみよう」
「パパたちは仕事だよ、行けないぞ」
「ううん、電車に乗って私たちだけで行ってみる」
おばあちゃんちは、パパたちの住む名古屋市から西へ25キロ、弥富市にあります。
「大丈夫か〜」
と言いながらけっこううれしいものです。
もう子どもたちだけで、出掛けると言い出すとは、なんだかジーンと感動します。
「行き方を復習しよう」
地下鉄に乗り、名古屋駅まで行く。
名古屋駅で近鉄に乗り換える。
乗る電車も行先をかならず駅員さんに聞いてみる。
「きっと二人が手を引いているのを見たら、丁寧に教えてくれるよ」
ユウマは、お姉ちゃんと外を走る電車に乗ると聞いて、ウキウキです。
いつも保育園に行く時はグズグズしているのに今日は着替えも歯磨きもサクサク済ませ、あっという間に玄関へ。
分かりやすい奴…
「しっかり手をつないでいくんだぞ」
「はい」
パパは見送りました。
こうして子どもたちがチャレンジしていくのを見送るのが、増えるんでしょうね。
幸せです。
子どもたちは、春の日差しに誘われて出掛けたくてしようがありません。
今日はユウマの通う保育園が入園式のためお休みとなりました。
アレアレ、普通にパパは仕事です。どーしたものか…
リリカはただいま長〜い春休みを満喫中。
「そうだ、やとみのおばあちゃんちに行ってみよう」
「パパたちは仕事だよ、行けないぞ」
「ううん、電車に乗って私たちだけで行ってみる」
おばあちゃんちは、パパたちの住む名古屋市から西へ25キロ、弥富市にあります。
「大丈夫か〜」
と言いながらけっこううれしいものです。
もう子どもたちだけで、出掛けると言い出すとは、なんだかジーンと感動します。
「行き方を復習しよう」
地下鉄に乗り、名古屋駅まで行く。
名古屋駅で近鉄に乗り換える。
乗る電車も行先をかならず駅員さんに聞いてみる。
「きっと二人が手を引いているのを見たら、丁寧に教えてくれるよ」
ユウマは、お姉ちゃんと外を走る電車に乗ると聞いて、ウキウキです。
いつも保育園に行く時はグズグズしているのに今日は着替えも歯磨きもサクサク済ませ、あっという間に玄関へ。
分かりやすい奴…
「しっかり手をつないでいくんだぞ」
「はい」
パパは見送りました。
こうして子どもたちがチャレンジしていくのを見送るのが、増えるんでしょうね。
幸せです。
2012年01月31日
リリカ9歳
リリカは今日で9歳になります
すくすくと無事に育ってくれたことに感謝です。
「9歳の壁」という言葉があります。
教育現場で「絶対学力』という言葉で、語られることが多いようですが
そうではなくて、
理性やロジックで考えるようになるのがこの年齢あたりだとパパは理解しています。
9歳までになるまでは「駄目なものはダメ」で通じるのが
9歳を超えると「どうしてダメなのか、理由がないと納得しない」
ということ。
つまり、いけないことはいけない、と教えるのは9歳までにということなのですね。
9歳は大人への入り口かもしれません。
先日こんなことがありました。
夕方のご飯の支度で忙しい時間。
ママは出張で遅くなるとの連絡がありました。
リリカはお手伝いしてくれて、お風呂を洗ってくれます。
(最近のお手伝いの定番です)
ですがその日、お友だちから借りたワンピースが間違いでした。
お手伝いも気がそぞろ、マンガに夢中になってしまったのです。
お風呂へ洗いに行ったようでしたが…
パパがご飯の支度がひと段落ついて、声をかけました。
「リリカ、お風呂どうなってる?」
「あ〜忘れてた」
あわててお風呂へ行くと
「パパ〜水がない」
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
なんと栓もせずにお湯が流しっぱなし。
しかもウチのマンションは給水タンクなので、お湯は限られた分を使うと、お水になってしまうのです
案の定、蛇口からはつめた〜い水が。
パパから雷が落ちました。
マンガに夢中になりすぎて、明日の支度や食事のお手伝いもしないばかりか、自分のしたことも注意散漫。
がっつり怒られ涙、涙です。
お風呂も無くなり、ご飯もあまりおいしくいただけなかったリリカ。
ず〜っとむくれっぱなしでしたが、寝る前にパパのところへ来てこう言いました。
「ずっプリプリしても気分が悪いから、笑ってから寝ることにするね」
と真っ赤な目で笑顔を作ったのです。
パパはこの行為に心がうたれました。
気持ちをプラスに変えることは大人でも難しい。
だけど間もなく9歳の子がそう努力していることに感激です。
ホントはパパも注意散漫でした。
もっと早くに声をかけてあげればよかった、
あんなに叱らなくても良かった。
そう反省しました。
次の日起きたらリリカに
「きつく叱ってゴメンね。リリカのことは大好きだよ」
そう伝えようと思ったのです。
9歳。
もうすっかり大人顔負けです。
これからの育ちを見守ることに、あらためて幸せを感じます。
すくすくと無事に育ってくれたことに感謝です。
「9歳の壁」という言葉があります。
教育現場で「絶対学力』という言葉で、語られることが多いようですが
そうではなくて、
理性やロジックで考えるようになるのがこの年齢あたりだとパパは理解しています。
9歳までになるまでは「駄目なものはダメ」で通じるのが
9歳を超えると「どうしてダメなのか、理由がないと納得しない」
ということ。
つまり、いけないことはいけない、と教えるのは9歳までにということなのですね。
9歳は大人への入り口かもしれません。
先日こんなことがありました。
夕方のご飯の支度で忙しい時間。
ママは出張で遅くなるとの連絡がありました。
リリカはお手伝いしてくれて、お風呂を洗ってくれます。
(最近のお手伝いの定番です)
ですがその日、お友だちから借りたワンピースが間違いでした。
お手伝いも気がそぞろ、マンガに夢中になってしまったのです。
お風呂へ洗いに行ったようでしたが…
パパがご飯の支度がひと段落ついて、声をかけました。
「リリカ、お風呂どうなってる?」
「あ〜忘れてた」
あわててお風呂へ行くと
「パパ〜水がない」
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
なんと栓もせずにお湯が流しっぱなし。
しかもウチのマンションは給水タンクなので、お湯は限られた分を使うと、お水になってしまうのです
案の定、蛇口からはつめた〜い水が。
パパから雷が落ちました。
マンガに夢中になりすぎて、明日の支度や食事のお手伝いもしないばかりか、自分のしたことも注意散漫。
がっつり怒られ涙、涙です。
お風呂も無くなり、ご飯もあまりおいしくいただけなかったリリカ。
ず〜っとむくれっぱなしでしたが、寝る前にパパのところへ来てこう言いました。
「ずっプリプリしても気分が悪いから、笑ってから寝ることにするね」
と真っ赤な目で笑顔を作ったのです。
パパはこの行為に心がうたれました。
気持ちをプラスに変えることは大人でも難しい。
だけど間もなく9歳の子がそう努力していることに感激です。
ホントはパパも注意散漫でした。
もっと早くに声をかけてあげればよかった、
あんなに叱らなくても良かった。
そう反省しました。
次の日起きたらリリカに
「きつく叱ってゴメンね。リリカのことは大好きだよ」
そう伝えようと思ったのです。
9歳。
もうすっかり大人顔負けです。
これからの育ちを見守ることに、あらためて幸せを感じます。